WindowsとMacどっちが自分に合ってる?違いと選び方を解説

お仕事
ぱんだ
ぱんだ

パソコン買い替えるって言ってたけど、今度はMac?それともWindows?

ふわり
ふわり

それが悩んでて…見た目はMacが好きなんだけど、仕事ではWindowsの方が慣れてるし使いやすくてね。

MacとWindows、どっちがいいの?──
これはパソコン選びでよくある悩みのひとつだと思います。

私自身、プライベートではMac、仕事ではWindowsというスタイルで、どちらにも「いいな」と思うところがあれば、「ちょっと不便かも…」と感じる場面もあります。
この記事では、MacとWindowsの違いやそれぞれのメリット・デメリット、そしてどんな人に向いているかをわかりやすくまとめました。

自分にぴったりの1台を選ぶヒントになればうれしいです🐾

OSの違いで分かる、MacとWindowsの基本的な違い

パソコンを選ぶとき、まず大きなポイントになるのが「OS(オペレーティングシステム)」の違いです。MacとWindowsでは、このOSがまったく別物であり、それによって使い勝手・機能・できることに違いが出てきます。

Mac=macOS、Windows=WindowsOS

  • macOS(Apple)
    Appleが自社で開発しているOSで、Macシリーズのみに搭載されています。直感的な操作性や、iPhoneとの連携がスムーズなのが魅力。デザイン性や安定性に優れており、クリエイティブな作業(動画編集・音楽制作など)に適しています。
  • Windows(Microsoft)
    Microsoftが開発し、さまざまなメーカーのパソコンに搭載されている汎用性の高いOS。対応ソフトが多く、特にビジネス用途やゲームに強いのが特徴です。ハードウェアの選択肢も多く、価格帯も広め。

比較で分かる、MacとWindowsの違いまとめ

比較ポイントMacWindows
シェア率少なめ(約20%)高め(約68%)
対応ソフト少なめ(主要ソフトは対応)圧倒的に多い
価格帯10万円〜3万円〜
カスタマイズ性低い(基本的に不可)高い(パーツ交換可能)
セキュリティ高め(App Store経由が基本)普通〜やや劣る
リセールバリュー高い(中古でも売れる)低い(パーツ次第)
操作性の特徴Commandキー中心、UIが直感的Ctrlキー中心、UIはやや複雑
トラックパッド操作ジェスチャー多彩で快適基本的な操作中心
本体のデザインシンプルで統一感ありメーカーによってばらつきあり

Macのメリット

洗洗練されたデザインと持つ喜びがある

Macといえば、なんといってもその美しいデザインが魅力!アルミのユニボディやミニマルな見た目は、使っていて気分が上がります。カフェやオフィスに置いてあるだけでも絵になるスタイリッシュさは、日常をちょっと豊かにしてくれます。

また、MacはハードウェアとソフトウェアをAppleが一貫して作っているので、細部まで作り込みが感じられます。所有する満足感を大事にしたい人にはぴったりです。

ふわり
ふわり

カフェでMacBookを開くとなんか気分がアガるんですよね(笑)デザイン性って、思ってる以上に気分に影響します🕊️

iPhoneとの相性が抜群で、作業がスムーズ

iPhoneやiPadと併用している人には、Macの連携機能がとても便利です。AirDropで写真を一瞬で送ったり、iPhoneでコピーした内容をMacにペーストしたりと、作業効率がぐっと上がります。
Apple製品を複数持っているほど、その快適さが際立ちます。

安定性が高く、長く使っても快適

Macは起動や動作が軽快で、数年使っても動作がもたつきにくいのが特徴です。MacBookシリーズの多くはファンレス設計でもあり、動作音が静かなのもポイント。

ソフトとハードを一体設計しているAppleならではの強みで、不具合が少なく、トラブルに悩まされることが少ないです。日々の作業を安定してこなしたい人にとって、信頼できる相棒になってくれます。

Macのデメリット

本体価格が高く、気軽に買いにくい

Macは基本的に高価格帯です。2023年時点での最安モデルでも13万円程度からと、気軽に手を出せる価格ではありません。

同じような性能のWindows PCが5〜6万円で買えることを考えると、「デザイン」や「Appleブランド」への価値を感じられない人には割高に思えるかもしれません。特に学生や社会人1年目など、予算に限りがある場合は慎重に検討する必要があります。

対応していないソフトや周辺機器がある

Macでは一部の業務用ソフトや専門的なアプリが使えないことがあります。特に、行政関係や企業向けの独自システムなどはWindows前提で作られていることが多いため、Macだと仮想環境(Parallelsなど)を使う必要が出てきます。

また、マウスやキーボードといった周辺機器でも、Mac非対応のものがある点には注意が必要です。お気に入りのデバイスがある人は、購入前に互換性をチェックしておくと安心です。

ゲームやカスタマイズには不向き

Macはゲーミングにはあまり向いていません。多くのPCゲームはWindows向けに開発されているため、Macでは対応していないケースが多いです。仮にプレイできても、グラフィック性能が足りず、快適なプレイは難しいことも。

さらに、Macは購入後のカスタマイズ(メモリ増設・SSD交換など)が基本的にできません。最初に選んだスペックがそのまま固定されるので、将来的に性能を上げたい人や、自作・改造が好きな人には不向きかもしれません。

Windowsのメリット

用途に合わせて選べる、圧倒的な選択肢の多さ

Windows最大の魅力は、価格・スペック・デザインなどの「選択肢が豊富」なことです。学生向けの手頃なノートPCから、ゲーミング用の高性能デスクトップまで、あらゆるニーズに応える製品がそろっています。

HP・Dell・Lenovoなど各メーカーの個性が反映されたモデルが多く、予算や好みに応じた1台を見つけやすいのもポイント。Macと違って、店頭やネットで比較・検討しやすいのも安心です。

ゲームも仕事もOK。対応ソフトがとにかく多い

Windowsは世界中で最も使われているOSであり、その分だけ対応ソフトも圧倒的に多いです。Office系・会計ソフト・Adobe製品などビジネス系はもちろん、ゲームやマニアックなツールまで幅広く対応。

特にPCゲームはWindowsが基本。SteamやEpic Gamesなどで配信されている大作ゲームの多くはWindows専用なので、ゲーマーにとっては必然の選択肢です。Macではプレイできないタイトルが多いので、ゲームを楽しみたい人にはWindowsが断然おすすめ。

カスタマイズ自由自在。拡張性の高さが魅力

Windowsは自分好みにカスタマイズできる自由度の高さも大きなメリット。メモリ増設・SSD交換・グラフィックボードの追加など、パーツ交換が比較的簡単にできるので、性能を後から強化することも可能です。

自作PCや改造が好きな人にはとくに人気で、長く使い続けたい人にも向いています。Macは購入時のスペックが固定で変更できないため、柔軟性の面ではWindowsに軍配が上がります。

Windowsのデメリット

セキュリティリスクが高め。こまめな対策が必要

Windowsは利用者が多いため、ウイルスやマルウェアの標的にされやすい傾向があります。Macに比べて攻撃される機会が多く、セキュリティ対策は必須。

とはいえ、標準搭載の「Windows Defender」も性能が高く、適切に設定すれば安全に使えます。ただし、安心して使い続けるにはウイルス対策ソフトの導入や、アップデートのチェックなど、ある程度の知識と手間が求められる点は注意が必要です。

不要なソフト(プレインストール)が多く、動作が重くなることも

メーカー製のWindows PCには、購入時から独自ソフトがいくつも入っている場合があります。中には便利なものもありますが、正直ほとんど使わない「おまけソフト」が多いのも事実。

これらが起動時に自動で動いてパソコンの動作を遅くしていることもあるので、不要なソフトはアンインストールするなどの初期設定が必要です。こうした「余計なものが入っている感」は、Macとの違いのひとつです。

定期アップデートが手間&不具合のリスクも

Windowsは定期的にアップデートが配信されますが、大きな更新のたびに再起動が必要だったり、インストールに時間がかかることがあります。しかも、アップデート後に不具合が起きることもあり、作業の中断やトラブルにつながる可能性も。

OSやドライバが多様なハードウェアと連携して動いているからこそ起きる問題ではありますが、なるべくトラブルなく使いたい人にとっては少しストレスを感じるポイントです。

用途別に選ぶ、MacとWindowsのおすすめ

パソコンを選ぶときに「Macがいい?Windowsがいい?」と迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。見た目やブランドだけでなく、「どんな使い方をするのか」で選ぶのも大切なポイントです。

ここでは、目的ごとにMacとWindowsのおすすめを紹介します。自分にぴったりのパソコン選びの参考にしてみてください。

動画編集・イラスト制作などのクリエイティブ作業をする人は【Mac】

デザインや動画編集、作曲などのクリエイティブな作業をするなら、Macがとても人気です。

Appleが提供する「Final Cut Pro(動画編集)」や「Logic Pro(音楽制作)」などのプロ向けソフトが使えるのはMacだけ。操作も直感的で、Apple製品との連携もスムーズなので、作業がとてもはかどります。

特に、写真・映像・音楽などの分野で活躍している人は、Macを使っている割合が高い傾向があります。

こんな人におすすめ

・デザインや映像の仕事・勉強をしている
・iPhoneやiPadと連携して作業したい
・Apple純正ソフトを使いたい

iOSアプリの開発がしたい人は【Mac一択】

iPhoneやiPad向けのアプリを作りたい場合、Macが必須です。

Appleの公式開発ツール「Xcode」はMacでしか動作しないため、WindowsだけではiOSアプリ開発ができません(仮想環境などを使えば可能なケースもありますが、効率が悪くなります)。

アプリ開発に興味がある方や、将来iOSアプリを作りたいという学生さんは、最初からMacを選んでおくのがおすすめです。

ゲームを楽しみたい人は【Windows】

パソコンでゲームをプレイしたいなら、圧倒的にWindowsがおすすめです。

多くの人気ゲームがWindowsに対応しており、ゲーミングPCとしても豊富なラインナップがあります。グラフィック性能の高いモデルも選べるため、本格的な3Dゲームやバーチャルリアリティ(VR)も楽しめます。

また、ゲーム開発に使われるツールや環境もWindows向けが多いため、プレイヤーにも開発者にも嬉しい選択肢です。

こんな人におすすめ

・FPSやMMOなどPCゲームをプレイしたい
・高性能なグラフィック処理が必要
・ゲーミング環境を整えたい

パソコンのカスタマイズがしたい人は【Windows】

「自分でパーツを選んで、自分好みにパソコンを作りたい!」という方には、Windowsが向いています。

CPUやメモリ、グラフィックボードなどを後から追加・交換しやすいのが大きな特徴。好きなキーボードやマウス、モニターなども幅広く選べるので、こだわりのある人にはぴったりです。

一方Macはカスタマイズ性が低く、後からパーツを変えたりするのは難しい場合が多いです。

ビジネスや学習で使いたい人は【Windows】

職場や学校で使われるパソコンの多くはWindowsです。Microsoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)の使用を前提にするなら、やはりWindowsが無難。

また、Web講座や資格試験で「Windowsのみ対応」というケースも多く、業務や学習の汎用性を重視するならWindowsを選ぶと安心です。

こんな人におすすめ

・Officeをよく使う
・リモートワークで職場PCにアクセスしたい
・資格試験や講座を受けたい

外出先でも作業したい人は【Mac】

カフェや図書館など、外出先でパソコン作業をしたい場合は、薄くて軽いMacBookシリーズが便利です。

バッテリーの持ちもよく、起動や動作がサクサクなので、出先でもストレスなく作業できます。Apple製品との連携もあるため、iPhoneで撮った写真をすぐに編集するなどの使い方も簡単です。

まとめ

私自身、MacのデザインやiPhoneとの連携には「さすがApple!」と感じていますが、
作業効率や使い慣れた感覚では、正直Windowsの方が好きだったりします。

最終的には「どっちが優れているか」ではなく、
自分のライフスタイルや好みに合うかどうか。

毎日使うものだからこそ、ちょっとした「使いやすさ」や「テンションが上がるデザイン」を大事に、
自分にとって心地よい1台を見つけてみてくださいね。

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